私の糖尿病歴をまとめてみたいと思います。
今、思い起こせばいろいろと思い当たるふしがある。
何かの参考になればと思います。
小学~高校生の頃
小学4年生くらいの頃から空腹時になると、身体が震えたのを覚えている。
おそらく人よりインスリンが多く分泌していたと思う。
よく飲むドリンクは、麦茶とかではなく砂糖が入っていたアイスティーだった。
お腹が空くとそういう状態になるのは普通だと思っていた。
大学生の頃
一人暮らしを始め、週に3日は大学に行く前に牛丼大盛りをかき込んで通っていた。
食生活もインスタントラーメン2玉やご飯だけは炊いて缶詰やレトルト食品などをおかずに食べていたと思う。
ご飯さえあれば生きていけると思っていた。(笑)
20~30代の自営業時代
いろいろあって飲食店を始めることになった。
食事は、何か揚げ物の注文があると少しだけ多めに作り、仕事中はそれをつまんでお腹を満たしていた。
オフの日は、食堂やうどんそばなどの外食が多かった。
飲み物は、微糖のコーヒーやミルクティーなどを多く飲んでいた。
(スイーツ系などあきらかに甘い物は苦手だった)
仕事終わりは居酒屋で飲みながら食事をするのも多かった。
30代後半の頃、スーパーなどに買い物に行くと甘い物は苦手なはずなのに、妙にアイスクリームが欲しくなりたまに帰りながら食べていた。
また、妙にのどが渇き甘い飲み物が欲しくなり自販機で買って飲む事があった。
(2缶いっきに飲むこともあった)
思い起こせばこの頃から糖尿病が発症していたようだ。
しかしこの頃は、まだ病院どころか糖尿病のこともよくわかってなかった。
糖尿病を患っていた父親について
私の父親は90歳で亡くなった。
亡くなる前の10年前から覚悟はしていた。
しかし、しぶとく10年間生きながらえた。
最後の5年間は認知症で私が誰なのかわからなかったと思う。
10年前、実家で何度も低血糖で倒れ、年老いた母親では介抱できなくなって施設に入所するようになった。
自分で会社を立ち上げたが、それまでいろいろ苦労はしたようだ。
若いころはアル中になり、それでお酒をやめたみたいだが、私が物心ついてから父親がお酒を飲んだのを見たことはなかった。
しかし、そのツケが年取ってからきたようだ。
糖尿病を患ったあと、脳梗塞、視力低下、耳が遠くなる(これは老化現象)、認知症と次々にいろんな病気を発症した。
糖尿病は、さまざまな病気をもたらしてくれる。
40代になって
仕事を転々としながら、糖尿病が発症していると思わずに、お昼は安いそばとミニ丼のセット(250円)など炭水化物ばかり食べていた。
ある健康診断で血糖値が高い事がわかり、念のために病院に行ってみることにした。
血液検査をするとHbA1cが6.5%(正常値が5.6%未満)だった。
それから病院通いがはじまった。
病院に通いだして数か月でHbA1cが5.5%以下になった。
しかし、起床時の血糖値がいつも120mg/dLを超えている。
できる限り拒否していたが医師のすすめもあり、持続型のインスリンを1日1回打つことになった。
病院に通いだして3年ほどがたった頃、糖尿病が悪化した。
デスクワークだったので、ほとんど運動もせずにお腹まわりが年々大きくなっているのはわかっていた。
それに加えてストレスも多く、お酒も多くなって、γ-GTPや中性脂肪の値が一気に上がった。
病院で検査をすると空腹時血糖値が140mg/dLを超えている。
医師は勝手に朝食を食べてきたと思ったらしい。
私は考えた。
体重(中性脂肪)を減らさないといけないが、血糖値を下げる為にインスリン量を増やすと体重は減らない。
むしろ、さらに太ってしまい、糖尿病自体悪化してしまう恐れがある。
では、どうするか?
独断で薬とインスリンをやめてみた。
まずは、体重(中性脂肪)を減らす事に集中しようと決めた。
血糖値測定器の針とチップは大量にある。
とりあえず2週間やってみることにした。
可能なかぎり糖質を断って、食事を一日2食にし、1食の量を減らした。
お酒も最初の3日間だけやめた。(笑)
足りない栄養素はサプリメントを飲んだ。
2週間経って何も変わらなければまたインスリンを打とうと思った。
この2週間、2時間後の血糖値は250mg/dL以上と爆上がりした。
空腹時血糖値も170mg/dLから下がる事がない。
しかし、体重は思っていたより落ちていった。
2週間で4.5kg減った。
(高血糖で栄養素を取り込めなくなってたのかもしれないが…)
体重は減ったのであと2週間続けてみることにした。
すると、少しづつ血糖値が下がってきているのがわかった。
2時間後の血糖値は250→200→170mg/dL、
空腹時血糖値は、170→140→130mg/dLと下がってきている。
半年が経った今、変動はあるが2時間後の血糖値は140mg/dL前後、
空腹時血糖値は120mg/dLと安定してきた。
多少糖質を食べ過ぎるとすぐに上がってしまうが、自分で制御できるようになっている。
↑今ここ
今後、どうなっていくかこのブログで報告したいと思います。
血糖値:血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度 HbA1c:過去1~2ヶ月前の血糖値を反映 γ-GTP:肝臓に関する値 中性脂肪:多いと肝臓で中性脂肪が合成され、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられる
ご注意
これは、私の個人的な判断の元行ったことなので、他の人に当てはまるとは限りません。
かかりつけの医師とご相談下さい。
(しかし、医師は私のやり方は否定すると思うが…(笑))